ディスクレビューvol.19 フジファブリック/Teenager
どうもこんにちは、カムラです!
ディスクレビューのコーナーです。
いよいよ夏が終わるこの時期にお届けしますのは、フジファブリックの「Teenager」です!
フジファブリックが2008年に出した今作は、メジャー3rdアルバムにして志村正彦期における最重要作!
「銀河」や「茜色の夕日」と言った曲代表曲が揃い、フジファブリックが織りなす独自の世界観を披露したことから一躍知名度を上げた前作「FAB FOX」から約2年2ヶ月。
志村正彦自身にとっても傑作となった今作を、次の章でレビューをしていきます!
ディスクレビュー
今回のアルバムを一言で言うと「フジファブリックの集大成」です。
フジファブリックは、ボーカル兼ギターの志村正彦が持つ独特な世界観をキーボード・金澤ダイスケとベース・加藤慎一、ギター・山内総一郎らによってあれこれと味付けがされ、ポップでエキセントリックな音楽を生み出してきました!
そうした中で、新たにユニコーンとの活動でも有名なマイケル河合をプロデューサーに迎えて作られた今作は、前作よりも壮大かつシンプル、それでいてよりポップに昇華した音楽を聞くことができます!
ギタリスト・山内総一郎のハウリング音から始まる一曲目「ペダル」はこれまでになかったフジファブリックの側面をみることができます。遥か山のてっぺんから聞こえてくるような志村のボーカルに延々と続く山内のアルペジオは思わずトランス状態になりそうな気分になります。(個人的に少しThe BeatlesのTommorow Never Knowsを連想したりします)
徐々に大きく、手数が増えていく今回からサポートドラマーになった城戸さんのドラムは前作よりも壮大で爽やかな感覚にさせてくれます。
続く「記念写真」や「B.O.I.P.」では山内やベーシスト加藤慎一の特徴がより如実に現れた曲になっており、バンドの連帯感、一体感がより強まってきていることを感じさせてくれます。
また、今作では「Surfer King」や「パッション・フルーツ」などを筆頭に全編を通して、リバーブやモジュレーション、ディレイなど奥行きを感じさせる空間系のエフェクターやバンドサウンド以外の楽器(トランペットなど)が頻繁に登場することが特徴になっているといえます。
そして「若者のすべて」、「星降る夜になったら」といった曲では、よりアレンジに磨きがかかったことで儚く、胸を揺さぶるフジファブリックの叙情的な面がますます強くなっており涙なしには聞くことができません。
以上のことから、志村正彦時代のフジファブリックの世界観を存分に堪能できる傑作になっているので、ポップロック好きな方は是非一度は聞いてほしい作品になっています!
カムラのオススメトラック
①若者のすべて
フジファブリック (Fujifabric) - 若者のすべて(Wakamono No Subete)
フジファブリックの最高傑作。
もはや言葉で語ることすら勿体無いと思えるこの曲は、夏の終わりの儚く若い瞬間を捉えており後にいつまでも深い余韻を与えてくれます。
②Surfer King
今作ではちょっと異色なアップテンポソング。リバーブがかったギターやドラムで夏!!!というイメージをこれでもかとぶつけてくるこの曲はこっちもハイテンションじゃないとやってらんなくなります!
PVで謎の空手家おじさんが出てくるのが子供心ながらに意味不明で笑けてしまいました。
③星降る夜になったら
フジファブリック『星降る夜になったら』(富士五湖文化センター)
筆者のおすすめ曲。ってか1番好きな曲。
エフェクターを駆使したキーボードやギターが空間を支配し、まるではるか雲の上に登っていってしまいそうな甘く切なく、脆く儚い世界観を完璧に表現しきっています。急にテンポが変わり、志村のボーカルとキーボードだけになるCメロはこぼれ落ちていく星のようで、この表現こそ引き算の美学!これぞフジファブリック!!最高!
(何故だか次作・Chronicleよりもこの曲の方が志村正彦の死を連想してしまい胸が苦しくなります…)
以上アルバムレビューでした!
それでは!
フジファブリック/Teenager
1.ペダル
2.記念写真
3.B.O.I.P.
4.若者のすべて
5.Chocolate Panic
6.Strawberry Shortcakes
7.Surfer King
8.ロマネ
9.パッション・フルーツ
10.東京炎上 <Album Mix>
11.まばたき
12.星降る夜になったら
13.TEENAGER
ディスクレビューvol.18 ストレイテナー「COLD DISC」
どうもこんにちは、カムラです!
ディスクレビューのコーナーです。
今回は夏の終わりにピッタリなアルバム、ストレイテナーの「Cold Disc」です!
ストレイテナーが2016年に出した今作は、9thアルバムにして(筆者個人的に)史上最高傑作!
「冬の太陽」や「The World Record」と言った曲でテナーらしさを残しながら更なる可能性を模索した前作「Behind The Scene」から約2年。
メンバー自身も傑作と称した今作を、次の章でレビューをしていきます!
ディスクレビュー
今回のアルバムを一言で言うと「ストレイテナー4人時代の最高傑作」です!
ストレイテナーは、90年代の洋楽インディー・ロックから影響を受けた音楽が特徴となった3人時代から腕利きのリードギター・大山純(ex.ART-SCHOOL)の加入によってより際限なく自身らの世界を構築することが可能になり、真にストレイテナーらしい音楽を模索してきました。
そんな中で今作はストレイテナーがついに「ストレイテナーらしさ」を見つけ、それをよりポップに昇華した音楽を聞くことができます!
動き回るベースラインと煌びやかなギターサウンドが特徴の一曲目「原色」から早速その真価が発揮されています!
そして続く今作のキー曲「シーグラス」はバンドの持ち味が存分に発揮された名曲中の名曲になっています!(後述)
その他にも洋楽の影響をモロに受けていた初期の頃を彷彿とさせる「Dark City」や「Goodnight,Liar Bird」から「DAY TO DAY」、「Alternative Dancer」といった踊れるアップテンポ曲、更には「NO 〜命の跡に咲いた花〜」や「覚星」のような聞かせる曲まで全ての曲の完成度が抜群なものになっており、キャリアを通しても随一の出来になっています。
以上のことから、3人時代の名作「Dear Deadman」に次ぐ
ストレイテナーの世界観を存分に堪能できる傑作になっているので、ストレイテナーを知ってる人も知らない人も是非一度は聞いてほしい作品になっています!
カムラのオススメトラック
①原色
映画の主題歌にタイアップされたこの曲は幻想的なメロディと強力なビートが共存した仕上がりになっています。
以前までの作品では時折いき過ぎてしまうこともあった(だが、それが良い!)ベースひなっちのエフェクトてんこ盛りのベースが落ち着き(?)を見せ、「必要なところに必要なだけ最高のエフェクト、フレーズをかける」ことに成功していることもこの曲を名作たらしめていると思いますので是非試聴してみてください!
②シーグラス
今作で最も「今のストレイテナー」の旨味をこれでもかと詰め込んだ名曲中の名曲。
ボーカル・ホリエアツシの歌から始まり、シンプルながらパワフルなドラムとベースのスラップが海辺を連想させる綺麗な音楽に心地よいアクセントをつけております。
それに加えて、OJの寄せては返す波のようにコロコロと表情を変えていくギターはこの4人だからこそ出せるサウンドなのだと思います。
③alternative dancer
ストレイテナー「Alternative Dancer」from Blu-ray/DVD「Step Into My World TOUR 2016」
ストレイテナーでも屈指のダンスナンバー。
ストレイテナーのダンスナンバーというと「killer tune」を連想される方は多いと思いますが、あちらが「激しく躍り狂える曲」であるのに対して、こちらは「お洒落に酔いしれる曲」と言えるでしょう。
以上アルバムレビューでした!
次回もまた夏らしいアルバムをレビューできたらと思います!
それでは!
ストレイテナー/COLD DISC
1.原色
2.シーグラス
3.Curtain Falls
4.Alternative Dancer
5.Dark City
6.DAY TO DAY
7.No〜命の跡に咲いた花〜
8.The Plase Has No Name
9.Goodnight Liar Bird
10.Forse
11.覚星
[江ノ島・鎌倉フリーパスで行く]日帰りサーフブンガクカマクラの旅:まとめ編
みなさんこんにちは!カムラです。
今日は、昨日まで行ってきた江ノ島・鎌倉の旅行記のまとめを書こうと思います。
新宿〜江ノ島・鎌倉までの道のり
今回の旅程は
新宿→小田急藤沢駅に行き、江ノ島・鎌倉フリーパスを購入→江ノ電藤沢駅→(湘南海岸公園駅→)江ノ島駅→長谷駅〜由比ヶ浜を通過しつつ由比ヶ浜駅→鎌倉
といった感じでした。
参考までに今回利用した道路の料金表なども掲載します。
往復1520円
内訳
藤沢駅〜乗り放題 660円
フリーパス無しで新宿→藤沢に行くと片道600円×2=1200円かかる為、400円ほどお得に。
施設
今回行った施設の紹介です。
江ノ島水族館
藤沢市の水族館。新江ノ島水族館は、2004年のオープン以来「わくわくドキドキ大冒険水族館」をコンセプトに掲げ、遊びながら学ぶことのできる「エデュテインメント型水族館」として日々多くの来館者に驚きや感動を届けます。館内では、なんと591種類2万7613匹もの海の生き物を見ることができます。
個人的にはクラゲの生態をまとめたコーナーが幻想的で見惚れてしまうほど好きになりました!
営業時間
9:00〜17:00(16:00最終入園時間)※季節により変動
料金表
大人 2400円
高校生 1500円
小中学生 1000円
幼児 600円
※(追記)2020年4月より値上げするそうです。
詳しくは以下の写真より
・奥津宮の多紀理比賣命(たぎりひめのみこと)
・中津宮の市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと)
・辺津宮の田寸津比賣命(たぎつひめのみこと)と呼ばれる三女神を祀った神社で、幸福・財宝を招き、芸道上達の功徳を持つスピリチュアルスポットとして人気だそうです。
また、この江島神社の頂上まで登る道には、江ノ島エスカーという名所があります。江ノ島エスカーは江島神社に設置されているエスカレーターで、当時では初めて屋外に設置された有料エスカレーターとして話題になったそうです。
料金表
大人 360円
子供 180円
※今回使いませんでしたが、灯台展望セット券という、江ノ島をお得に回れる切符もあるそうです。
大人 750円
子供 370円
鎌倉大仏像
皆さんご存知鎌倉のシンボル。長谷の大仏とも。
正式名称は高徳院・阿弥陀如来像で、鎌倉時代当時の形をほぼそのまま残していることから鎌倉で唯一国宝に指定されております。
※行ってからわかったことですが、長谷駅からの方が由比ヶ浜駅からより近かったので藤沢駅からいらっしゃる方は長谷駅で降りて先に観に行くことをおすすめします!
この天満宮は、康平6年(1063)源頼義が奥州を平定して鎌倉に帰り、源氏の氏神として出陣に際してご加護を祈願した京都の石清水八幡宮を由比ヶ浜辺にお祀りしたのが始まりだそうです。
由比ヶ浜から八幡宮にかけて続く若宮大路は、参拝客の身も心も引き締めさせてくれます。
和茶房 鎌倉 さくらの夢見屋 小町通り本店
地元でもトップクラスの人気を誇るお団子屋さん。
目移りするほど並んだカラフルなお団子達は、スイーツ好きにはたまりません。特に季節毎に出てくる期間限定メニューのお団子は見逃す手なんてありえません!
主なメニュー
・みたらし
・しょうゆ
・きなこ
(以下夏季限定)
・あんず餡 ¥180
・うめ餡 ¥180
・もも餡 ¥180
もみじ茶屋 鎌倉小町通り
今回唯一のご飯処です。名前の通り、和菓子茶屋として一息つけるようにもなっており、宇治抹茶ティラミスが人気スイーツだそう。
釜揚げ湘南しらすと三崎マグロ中トロおひつごはん が筆者イチ押しです!
・釜揚げ湘南しらすと三崎マグロ中トロおひつごはん 1690円(+税)
・宇治抹茶ティラミス 単品600円(+税) ドリンクセット900円(+税)
・白玉あんみつ 940円(+税)
・宇治抹茶パフェ 990円(+税)
・どら焼き各種(持ち帰り専用) 370円(+税)~抹茶ドリンク各種 550円(+税)~
以上で今回の江ノ島・鎌倉旅行の締めくくりとします。
それでは!
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[江ノ島・鎌倉フリーパスで行く]日帰りサーフブンガクカマクラの旅
どうもこんばんは!カムラです。
第二弾はちょっと近場の江ノ島・鎌倉の旅!
今回の旅程・本日の予定
新宿→小田急藤沢駅に行き、江ノ島・鎌倉フリーパスを購入→江ノ電藤沢駅→鵠沼駅→(湘南海岸公園駅→)江ノ島駅→長谷駅〜由比ヶ浜を通過しつつ由比ヶ浜駅→鎌倉を予定。
江ノ島・鎌倉フリーパスって?
江ノ島・鎌倉フリーパスは、小田急電鉄が発行しているお得なチケットです。
このチケットを使うことで
②江ノ電各駅と、小田急線(藤沢〜片瀬江ノ島間のみ)が乗り放題
③江ノ島の名所で使えるお得なクーポン
という特典を得ることができます。
今回はこのチケットを使った日帰り旅行を行います。
江ノ島・鎌倉と言えば?
さて、音楽好きの人にとって江ノ島・鎌倉と言えば…
そう、
…じゃなくてこっち。
ASIAN KUNG-FU GENERATION(以下アジカン)は、5枚目のフルアルバム、『サーフブンガクカマクラ』という作品で江ノ島電鉄の駅名を題材にした楽曲(通称:湘南シリーズ)を発表しております。
一アジカンファンとしては、一度は江ノ電を使って聖地巡りをしてみたいところ。
そこで、
「江ノ島・鎌倉フリーパスで行く、日帰りサーフブンガクカマクラの旅」
というテーマの下、今回の旅行をやっていこうと思います!
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旅の始まり・藤沢
旅のスタート地点は藤沢。小田急線で新宿駅から藤沢駅まで行って、江ノ電に乗り換え。
やっぱり江ノ電はレトロな雰囲気が漂ってて、鉄道マニアじゃない私でも自然とウキウキしてしまいました。
中はこんな感じ。
江ノ島
海洋生物との触れ合いコーナーや、相模の海を切り取ってきたと評される相模湾ゾーンと子供連れから遠方からの観光客まで、幅広い層に楽しんでもらえる展示の数々にこの水族館が愛される理由が見えた気がします。
ただ、写真に関しては暗い中で写真を撮るのはカメラに慣れていない私にはかなり厳しいものがありました。鍛錬を積んで、またリベンジに戻って来れたらと思います。
そしてメインの観光スポット、江ノ島。
結構歩くことになったので、着いた時には思わず「江ノ島が見えてきた〜」と歌い出しそうになりました。
両脇に広がる砂浜と海のコントラストが今から現実から隔離された場所に行くんだという感覚を与えてくれます。
弁天橋を渡ると、まるでタイムスリップをしてしまったのかと思う程レトロな雰囲気と食べ物の香りが漂ってきます。
この通りは「弁天仲見世通り」と呼ばれており、通りの両側におみやげ屋さんや甘味処が立ち並び、ついつい食べ歩いてしまいそう。
更に奥に進んでいくと、真っ赤な鳥居が見えてきます。
ここから先が日本三大弁天と称される、江島神社となります。
この江島神社の名所は、江ノ島エスカーと呼ばれる野外エスカレーターです。江ノ島エスカーは、日本初の屋外エスカレーターでまさにアジカンの楽曲名になるなど、広く愛されております。
ただし、今回は予算の都合上、江ノ島エスカーは使わずに10分ほどかけて階段を上ることに…
254段の遠い道のりは膝と心を蝕み、せっかくの絶景を写真に収めることを忘れさせてしまいました…
神社からの景色 (出典: https://shonan-garden.com/)
頂上に辿り着くことができれば、こんな景色があなたを待っています…
また、江ノ島駅前で立ち寄ったお菓子屋さんのプリンが濃厚で美味しかったのでお時間あれば是非お試しください!
だいぶ日が傾いてきました。この時間くらいの景色は、駅でさえも何か儚げに感じさせてくれます…
腰越〜極楽寺
ここまでの時点でかなり時間を使ってしまった為、今回は行くことを断念…
稲村ヶ崎駅にある電車がすぐ横を抜けていくカフェに行けなかったのが非常に心残りです…絶対リベンジしたい。
途中で乗ってきた学生さん達の一団を見て、もう帰ってこない青春時代を思い出してセンチな気分になってしまいました。
長谷〜由比ヶ浜
Wikipedia(https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E9%95%B7%E8%B0%B7%E9%A7%85_(%E7%A5%9E%E5%A5%88%E5%B7%9D%E7%9C%8C))より
由比ヶ浜に沿って延々と続く国道134号線をただただ歩く。それだけなんですけど、まるで映画「海街diary」の世界に入り込んでしまったかのような感覚に浸ることができます。
出典:(https://sportsone.jpより)
人気の少ない端を歩けば、由比ヶ浜を独り占めできることも。こうなったらやっはろ〜って叫びたくなりますね。
旅の終わり・鎌倉グッドバイ
そして、今回の旅行の終着点・鎌倉。旅の終わりと言いつつ江ノ島と並ぶ山場ですので、急いでまわりたいと思います。
由比ヶ浜駅から北に登っていくと見えてくるのは鎌倉の大仏として有名な高徳院・阿弥陀如来像。鎌倉のシンボルと言っても過言ではないでしょう。
その約13mの高さからこちらを見下ろすように座す姿は、観光客を圧倒し、厳かな雰囲気に飲まれてしまいそうになりました。
ちなみにこの鎌倉大仏像は、鎌倉時代当時の形をほぼそのまま残していることから鎌倉で唯一国宝に指定されております。
高徳院からしばらく歩くと、いよいよ最後の観光地・鶴岡八幡宮。由比ヶ浜から八幡宮までを繋ぐ、若宮大路は「次第に道幅が少しずつ狭くなっていく遠近法によって奥深さを感じさせるように源頼朝公が計らった参道」として有名ですね。
華やかさが全面に出た小町通り(後述)とは異なり、歴史を感じさせる景観は八幡宮に向かう参拝客の身も心も引き締めてくれます。
(一昨年お参りに来たときの写真)
帰るころになると、だいぶ日も暮れてきました。八幡宮の頂上から見下ろした景色はどこか寂しさを感じさせ、鎌倉時代の武士達も同じ景色を見ていたのだろうかと、過去に想いを馳せてみたりしました。
鎌倉と八幡宮を繋ぐ道には、お団子や餡蜜などの和菓子屋が並ぶ鎌倉小町通りがあります。
出典(https://icotto.jp/より)
こちらは江ノ島よりスイーツや軽食のお店が多く立ち並んでいた印象です。今回はお団子屋さんの中でも1番人気、さくらの夢見屋さんでカラフルなお団子をいただきました。
旅の最後はやっぱりご飯。もみじ茶屋で海鮮丼をペロリ。最後に付いてくるお茶で作るお茶漬けは絶品でした。
そんな感じで、江ノ島・鎌倉の旅ともお別れです。またいつか遊びに来たいな。鎌倉グッドバイ!
旅を終えて
さて、駆け足でしたが江ノ島・鎌倉フリーパスで行く、サーフブンガクカマクラの旅を無事に終えることができました。
過ぎていく夏の香りを肌に感じ、湘南の海を満喫するという非常に良い思い出を作ることができたと満足しています。
ただ、時間の都合上回れなかった駅がいくつかある点に関しては、納得できてないのでいつか行かなかったところメインで旅をできたらなと思います。
こんな感じで、お得で暇な土日にふらっと行けるような場所の旅行記をこれからも書いていこうと思いますので、見てもらえたら嬉しいです!
それでは!
ディスクレビューvol.17 ASIAN KUNG-FU GENERATION/ファンクラブ
どうもこんにちは、カムラです!
ディスクレビューのコーナーです。
今回のディスクレビューは前回に引き続きASIAN KUNG-FU GENERATIONから「ファンクラブ」です!
前作、空前の大ヒットになった『ソルファ』から実に1年半ぶりにリリースされた作品です。
ボーカル、後藤正文が「あらゆる音楽に対してファンであって欲しい」という願いから名付けた今作は果たしてどんな仕上がりになっているのでしょうか…?
次の章でレビューをしていきます!
ディスクレビュー
今回のアルバムを一言で言うと「ダークなアジカン」です。
前作までのASIAN KUNG-FU GENERATION(以下アジカン)と言えば、「繋がる」をテーマにした、「遥か彼方」や、「リライト」に代表されるシンプルで明るいギターロックを演奏するバンドでした。
しかしながら今作「ファンクラブ」では、全く違う様相を呈しています。
以前のイメージを払拭するつもりか否か、「繋がらない」や「終焉」、「喪失」など今までと真逆のテーマを基にしたダークでシリアス、曲が中心となった構成になります。
収録曲のほとんどが、変わったリズムやテンポ、複雑に練りあげられた曲構成になっており、初期の頃の荒削りで直情的なアジカンとは違った静かに燃える炎のような内容に仕上がっています。
「暗号のワルツ」の複雑な変拍子や、ブルートレインのドラムに見られるテクニック面での進歩や、「月光」でイントロにピアノを使用するといった新たな試みが施されており、一聴した時には中々耳に馴染まない曲が多いかもしれませんが、聞いていくうちに徐々にハマっていく作品になっていたのではないでしょうか?
それに、こうした取り組みがあったからこそ現在のアジカンの明るくもしっかりと練られた楽曲ができたと思うとアジカン史でもなくてはならない作品だと思います。
ダークなアジカンを楽しみたい人には是非聞いてみてほしいアルバムです!
カムラのオススメトラック
①ブラックアウト
今作のハイライト。
ギターのディレイを使った深みを感じさせるイントロは、真夜中の散歩道を想起させます。
何度も山場を迎える複雑な構成ながら、聞いてる間はそれを感じさせない、むしろ心地よくすら思わせ、最後まで余韻に浸れる味わい深い曲になっています。
ASIAN KUNG-FU GENERATION - Black Out
今作でも数少ない明るい曲。
ブルートレインの動く音をイメージして作られたドラムのリズムは秀逸そのもの。
緩く心地よいメロディラインは夏場に浜辺で聴きたくなります。
左右のギターの追っかけ合い、に絡んでくるドラムが重なり合うことで生み出されたイントロは、聞くものを旅に出る前のようなワクワク感で一杯にしてくれます。
ASIAN KUNG-FU GENERATION - Blue Train
③センスレス
筆者のイチ押し。
ヘヴィなサウンドのギターリフで始まるこの曲はアジカン史上でも群を抜いて複雑な構成になっています。(バンドでコピーする時めっちゃ苦労した思い出があります…)
万華鏡のようにどんどんとサウンドとメロディが変わっていく展開の凝った曲。
ずっとずっと出口をなくしたモヤモヤが、ラスサビで一気に噴出していく様はまさに爽快です!
ASIAN KUNG FU GENERATION - SENSELESS
以上アルバムレビューでした!
それでは!
アルバム
ASIAN KUNG-FU GENERATION/ファンクラブ
1.暗号のワルツ
2.ワールドアウト
3.ブラックアウト
4.桜草
5.路地裏のウサギ
6.ブルートレイン
7.真冬のダンス
8.バタフライ
9.センスレス
10.月光
11.タイトロープ
ディスクレビューvol.16 ASIAN KUNG-FU GENERATION/サーフブンガクカマクラ
どうもこんにちは、カムラです!
ディスクレビューのコーナーです。
最近夏らしいアルバムを紹介してきていましたこのディスクレビュー!
今回はASIAN KUNG-FU GENERATIONの「サーフブンガクカマクラ」です!
前作のミニアルバム『未だ見ぬ明日に』から実に5ヶ月ぶり、フルアルバムとしては『ワールド ワールド ワールド』以来8ヶ月ぶりと発表期間が一年もしないうちにリリースされた作品です。
このように、一年の間にフルアルバムを2枚リリースするのはアジカン史上初めてのことでした。
アルバム収録曲のタイトル全てに江ノ島電鉄の駅名が冠され、一発録りでレコーディングされた『湘南シリーズ』の総集編である今作は果たしてどんな仕上がりになっているのでしょうか…?
次の章でレビューをしていきます!
ディスクレビュー
今回のアルバムを一言で言うと「アジカンの夏休み」です。
一般的にASIAN KUNG-FU GENERATION(以下アジカン)と言えば、「遥か彼方」や、「リライト」に代表されるシンプルで明るいギターロックを演奏するバンドだと認識されるケースが多いと思われます。
しかしながらアジカンは、アルバム「ファンクラブ」以降そうしたイメージを払拭するつもりか否か、ダークでシリアス、それでいて複雑な曲構成を重んじる方向性へと変わっていきました。(アジカンをアニソンで知った世代の人はこの頃のことを知らない人が多いかもしれません)
そんな流れを受けて制作された今作「サーフブンガクカマクラ」では、ここまでの作品と違ってシンプルで親しみやすいギター・ロックを徹底しております。
収録曲は江ノ島電鉄の駅をモチーフにした一発録音が中心の構成になっており、初期の頃のような荒削りながら生き生きとしたライブ感が伝わってくる内容に仕上がっています。
また、収録曲「由比ヶ浜カイト」のシングルバージョンで終わりにわずかに聞こえた笑い声や、当時のインタビューからもわかるように久しぶりにリラックスした状態で製作することができた作品になったようで、大ヒット以降ピリピリとしていたバンドの精神衛生の良化に功を奏したようです。
こうしたことから、今作は初期の作品にあったそうした要素を取り戻すことができたという点で、次回作「マジックディスク」以降の作品が作られていく上で無くてはならない作品になっていたのではないでしょうか?
夏休み気分を満喫したい邦ロック好きには是非聞いてみてほしいアルバムです!
カムラのオススメトラック
①藤沢ルーザー
今作のリード・トラック!
カラッと陽気なギターリフは正にアジカン!と言った感じ。
簡潔でキャッチー、そして勢いで突っ走るこの曲はオープニング曲のお手本のようです!
Asian Kung-Fu Generation - Fujisawa Loser
②江ノ島エスカー
筆者のイチ押し。
緩く心地よいメロディラインは夏場に浜辺で聴きたくなります。
ラスサビで転調するところが感性に刺さりまくる名曲です。
曲間に聞こえる喜多さんのエンゼルボイスのコーラスも聞きどころ!
江ノ島エスカー ASIAN KUNG-FU GENERATION
③稲村ヶ崎ジェーン
ちょっとコミカルで陽気な曲。
終始アップテンポで突っ走るは聞くものを自然と元気にさせてくれます!
伊地知さんのドラムと喜多さんのギターが絡み合うソロは絶品そのもの!
(余談ですが筆者はサザンの稲村ジェーンとごっちゃになってずっと稲村ジェーンだと思ってました…)
ASIAN_KUNG_FU_GENERATION_-_Inamuragasaki_Jane_稲村ヶ崎ジェーン.mp4
以上アルバムレビューでした!
次回!緊急告知!このアルバム、サーフブンガクカマクラの曲に沿って鎌倉・江ノ島を日帰りで旅行してみようと思いますので楽しみにしていてください!
それでは!
アルバム
ASIAN KUNG-FU GENERATION/サーフブンガクカマクラ
1.藤沢ルーザー
2.鵠沼サーフ
3.江ノ島エスカー
4.腰越クライベイビー
5.七里ヶ浜スカイウォーク
6.稲村ヶ崎ジェーン
7.極楽寺ハートブレイク
8.長谷サンズ
9.由比ヶ浜カイト
10.鎌倉グッドバイ
ディスクレビューvol.15 Ride 「This Is Not a Safe Place」
どうもこんばんは、カムラです!
今日も今日とてディスクレビューのコーナー!
本日は先日発表されたライドのニューアルバム「This Is Not A Safe Place」についてレビューしていけたらと思います!
前作「Weather Diaries」より約2年振り、6作目のスタジオアルバム。
前作に引き続きロンドンを拠点に世界を股にかけて活躍するDJ、エロル・アルカンをプロデューサーに迎え、シューゲイザーで並び称されるマイブラや、トレント・レズナー率いるナインインチネイルズの作品に携わったことでお馴染みのアラン・モウルダーをエンジニアに迎えて作られた今作は果たしてどんな仕上がりになっているのでしょうか…次の章でレビューをしていきます!
ディスクレビュー
今回のアルバムを一言で言うと「ライドの今とこれから」です。
これまでのライドと言えば、轟音で重なり合うギターに、マーク・ガードナーとアンディ・ベルの清麗なツイン・ボーカルの掛け合いが特徴的でした。
今作でもそうしたライドらしさはしっかりと根底にあるのですが、新たな音楽性に挑戦しているようにも捉えられます。
アルバムの一曲目「R.I.D.E」は、ライドでも珍しいインスト曲になっており、どちらかと言うと従来のライドより、一時期レーベルメイトであったマイ・ブラッディ・バレンタインのテイストを含んだアレンジとなっています。
続く「Future Love」や「In This Room」でこそこれまでのライドらしさが色濃く残されていますが、アルバムのリードトラックとして先行リリースされた「Repetition」ではエレクトロニカや80年代のダンスミュージックな要素が混じっており、Joy Divisionらポスト・パンク的要素を持った「Kill Switch」やオルタナロックの要素が強く緩急のついた演奏が特徴的な「Fifteen Minute」、サイケやプログレの影響を感じさせる「Dial Up」と言ったように曲のバリエーションが非常に豊富になっており、聞き手を飽きさせない仕掛けが多々見受けられました。
以上のように、近年のライド作品の中でも挑戦的な内容になっておりますのでまだ聞いてない人は是非聞いてみてください!
カムラのオススメトラック
①Future Love
Ride - Future Love (Live on KEXP)
透き通ったギターサウンドが織りなすギターリフが魅力的な楽曲は、これぞライド!と言った感じです。
こぎみのいいドラミングも魅力的。
②Kill Switch
Ride - Kill Switch (Live on KEXP)
ドラムとノイジーなギターリフから始まる曲。
ジョイ・ディビジョンに代表される不協和音を上手く使わせたポスト・パンク風の楽曲です。
個人的にはこうした曲で聞かれるローレンス・コルバートのドラムにこそライドの素味が隠されているように思えます!!
以上アルバムレビューでした!
次回はアジアンカンフージェネレーションのディスクレビューをします。
それでは!
アルバム
Ride「This Is Not a Safe Place」
1. R.I.D.E
2. Future Love
3. Repetition
4.Kill Switch
5. Clouds of saint Marie
6. Eternal Recurrence
7. Fifteen minute
8. Jump Jet
9. Dial Up
10.end game
11.Shadows Behind the sum
12.In This Room
ディスクレビューvol.14 Hi-STANDARD「MAKING THE ROAD」
どうもこんばんは、カムラです!
ディスクレビューのコーナーです。
今回はHi-STANDARDのシリーズ第三弾、「MAKING THE ROAD」です!
前作のメジャー・セカンドアルバム、「Angry Fist」からおよそ2年の時を経て作成されたハイスタの3rdフルアルバムにして最高傑作!
2年の間に当時の日本では珍しかったロックと若者カルチャーを融合させたフェスティバル、「Air Jam」を開催し、名実ともにシーンの盟主となったハイスタによって作られた今作は、ハイスタがこれまで取り組んできた要素の集大成となるアルバムになっています!
これまで所属していたメジャー・レーベル、トイズファクトリーから独立し、ピザ・オブ・デス・レコーズとしてはじめての作品になっており、日米通算で100万枚以上売り上げた今作を次の章でレビューをしていきます!
ディスクレビュー
今回のアルバムを一言で言うと「文句なしの最高傑作!」です。
「Growing Up」ではハイスタの陽気でメロディックな音楽が存分に発揮され、スケートボードに代表される当時の若者の間で流行したストリートカルチャーとマッチして爆発的に人気を加速させていきました!
そうした流れの中で作られた今作はメロディとスピードに磨きがかかった作品になっております。
開幕一番に聞こえる「turning back」から「standing still」の流れは、これまでとはアレンジ、音質共に比べ物にならないほどにレベルアップしたハイスタを堪能できるようになっていました。
続く「teenagers are all assholes」や「just rock」、「dear my friend」でも同様にハイスタの成長を感じさせてくれるハイクオリティな演奏を楽しむことができます。
そして何よりハイスタ史上最強の一曲、「stay gold」‼︎
メロコア好きなら一度は聞いたことがある伝説のリフに、スピードとメロディを兼ね備えた、そしてギターソロを終えた先に現れる転調サビ!わずか2分の中にこれでもかと聞き手を興奮させ、感動させる要素を盛り込み、見事に着地してみせた名曲中の名曲です!
以降も続く「glory」や「lift me up don't bring me down」、「nothing」といった名曲のラッシュは、息つく暇も与えてくれません!
そしてクライマックス!ライブでも定番曲の「mosh under the rainbow」から「starry night」を通って「brand new sunset」の三連打でいよいよ気分のボルテージも最高潮に達し、大団円を迎えます!
このアルバムを聴き終えた頃には、まるで一つのフェスをエンジョイしきったかのような気持ちになること間違いなしです!
以上のようにこのアルバムはハイスタ好きからポップパンク、メロコア好きまで様々な音楽好きな人にとって聞き応えのある作品となっています!
カムラのオススメトラック
①dear my friends
テレビ番組のOPにもなったハイスタの代表作!
歌詞の内容はハイスタでもお馴染みの離れ離れになっている友人との思い出を歌ったもので、楽しかったあの日々を思い出すことができます!
②stay gold
ハイ・スタンダードの最高傑作!
リフからメロディ、ソロから転調までどこを切っても完璧な2分間!これを聞くだけでも大きな価値があります!
いつまでも輝いていてくれと願うという歌詞は、青春を謳歌する若者にも、青春を過ぎた大人にも胸に刺さる逸品です!
③mosh under the rainbow
こちらもハイスタの代表作!
ライブのラストで演奏されることが多かったです!
この曲では、1st アルバム「Growing Up」にあった、西海岸の風を感じさせるフレーズやメロディを久しぶりに聞くことができます!
世界が滅びることについて触れている歌詞からは、当時の世紀末ブームを感じさせるなと思って少し微笑ましい気分になっちゃいますね!
Hi-STANDARD / MOSH UNDER THE RAINBOW
以上アルバムレビューでした!
それでは!
Hi-STANDARD/MAKING THE ROAD
- turning back
- standing still
- teenagers are all assholes
- just rock
- dear my friend
- stay gold
- no heroes
- glory
- please please please
- green acres
- changes
- making the road blues
- tinkerbell hates goatees
- lift me up don't bring me down
- pentax
- nothing
- mosh under the rainbow
- starry night
- brand new sunset
- Sexy Girlfriend
ディスクレビューvol.13 Hi-STANDARD「Angry Fist」
どうもこんばんは、カムラです!
ディスクレビューのコーナーです。
今回はHi-STANDARDのシリーズ第二弾、「Angry Fist」です!
前作のメジャー・デビューアルバム、「Growing Up」からおよそ1年半の時を経て作成されたハイスタの2ndフルアルバム!
前作のポップでキャッチーなパンクロックからよりスピーディに、よりロックに発展、成長させたアルバムになっています。
プロデューサーは前回に引き続き、NOFXのFAT MIKEを迎えています。
そんな今作を次の章でレビューをしていきます!
ディスクレビュー
今回のアルバムを一言で言うと「最高傑作への助走」です。
前回のレビューにあるように、「Growing Up」ではハイスタの陽気でメロディックな音楽が存分に発揮され、スケートボードに代表される当時の若者の間で流行したストリートカルチャーとマッチして爆発的に人気を加速させていきました!
そうした流れの中で作られた今作はメロディとスピードに磨きがかかった作品になっております。
わずか1分少々で駆け抜ける「Start Today」は、これまでにないほどの勢いを感じさせます。
続く「endless trip」や「stop the time」と言った曲ではよりメローな部分が前面に押し出されたハイスタを堪能することができます!
また、今作でもハイスタの十八番であるカバーソングを聞くことができます。
ハイスタのカラーにアレンジされたクリーデンス・クリアウォーター・リバイバルの「have you ever seen the rain」やノーランズの「gotta pull myself together」は、意外な中にも光るものを感じることができます!
(個人的に米国盤にのみ収録されたThe Whoの「The Kids Are Alright」も良いと思うのですが何故か日本盤では収録されてなくて残念です…)
Hi-STANDARD - Kids Are Alright [OFFICIAL MUSIC VIDEO]
次回作の「Making the Road」では、今作で見られたヘヴィーな要素と、メローな要素がうまくブレンドされたより魅力的な作品になっておりますので、是非聞いてほしいです!
以上のようにこのアルバムはハイスタの大きな飛躍にとってなくてはならない、布石となる作品となっています!
カムラのオススメトラック
①endless trip
今作のメロディックなナンバー。
人生を旅に例えて歌われたこの曲は、まだ見ぬ何かを探しにいくワクワクを感じさせてくれます!
※筆者がバンド活動をしていた頃、ちょっとした遠征に行く際にこの曲を聞いてモチベーションを高めていたので懐かしい思い入れのある曲だったりします。
②close to me
今作でもトップクラスにスピーディなナンバー。
歌詞の内容は離れ離れになっている友人に今ここにいてほしいと願うというもので、地元から離れて一人暮らしをしている人には心にくるものがあります!
③the sound of secret minds
Hi-STANDARD - The Sound Of Secret Mind [OFFICIAL MUSIC VIDEO]
筆者のおすすめ曲。
この曲は、過ぎていく月日の中で感じる言いようのない不安、心の叫びを歌った曲です。
メロディの良さが注目されがちなハイスタですが、難波章浩のストレートで芯に迫った歌詞は秀逸そのものであり、もっと注目されても良いのになと思ったりします。
以上アルバムレビューでした!
次回は3rdアルバムにして最高傑作、Making the Roadをレビュー予定です!
それでは!
Hi-STANDARD/Angry Fist
- start today
- endless trip
- fighting fists,angry soul
- shy boy
- my heart feels so free
- stop the time
- have you ever seen the rain
- my sweet dog
- spread your sail
- pathetic man's song
- gotta pull myself together
- close to me
- sunshine baby
- the sound of secret minds
[石の島!]北木島凸凹旅行記〜まとめ編〜
こんにちは!カムラです。
今日は、昨日まで行ってきた北木島の旅行記のまとめを書こうと思います。
神戸〜北木島までの道のり
初日にも書きましたが、今回の旅程は
神戸→倉敷(1日目)
北木島→倉敷→龍野→神戸(3日目)
参考までに今回利用した道路の料金表なども掲載します。
施設
今回行った(行こうとしていた)施設の紹介です。
カブトガニ博物館
笠岡市の博物館。
カブトガニの生体についての資料だけでなく、カブトガニについてまとまられたシアター、カブトガニを見て、実際に触ることができる体験コーナーが人気。地元の小学生の研究の展示なども。
フェリー・大福丸
笠岡港から北木島への移動で使われる移動手段の1つ。車を複数台載せることが可能で、45分ほどで北木島に運んでくれます。
料金表
大人 520円
子供 260円
車 1800円〜(持ち主の料金1人分含む)
(笠岡港ホームページより)
K's labo
北木島の公認海の駅。レンタサイクルや、シーカヤックといったレジャー用品のレンタル、販売から石の資料館・カフェなどコンテンツがあり、一日かけて遊ぶことができそうな場所でしたので北木島に行かれる方は是非営業時間内に行ってみてください!
(今回営業時間ギリギリに到着したので、利用させてもらうことは叶いませんでした…残念)
開館時間:10:00〜16:00
(火・木・土・日・祝日)
開館時間以外の団体利用は、お問い合わせください。入場料:大人600 円(中学生以上)
子供300 円(小学生)
幼児 無料(K's labo 公式ホームページより)
旬菜海鮮処・縁
倉敷市の海鮮料理店。
500縁定食なる地元の海鮮を使った日替わり定食が人気。他にも月見漬丼や海鮮丼などメニューが豊富で地元の人も愛用しているとか。
今回食べた海鮮丼。1番高いメニューで1000円とリーズナブル。
あかねの湯 龍野店
ローカルチェーンの温泉。同乗の友人のいきつけのお店。塩風呂やサウナなどバラエティ豊富な風呂はもちろん、エステや食堂、和室まで完備されていて過ごしやすい温泉でした。
旅館
次に、今回お世話になった旅館の紹介です。
土佐家旅館
隣接する倉敷や笠岡とのアクセスもよく、一部屋一部屋が広い。
グルメ北木島
北木島の民宿。
窓開けてすぐに広がる一面の海や、地元で獲れた海の幸を使った海鮮丼が魅力。
(個人的に出してもらった焼きそばがめちゃくちゃ美味しかったです。また食べたい…)
最後に北木島で撮った写真をいくつか貼って、今回の旅行の締めくくりとします。それでは!
島の工場