ライブレポート: ASIAN KUNG-FU GENERATION@パシフィコ横浜
どうもこんばんは、カムラです。
期末試験も終わり、いよいよ人生最後の夏休みが到来しました!一生忘れられない思い出を作りたい…そんなわけで先日アジカンのライブに行ってきました。
久々のライブが印象的だったのでレビューにしてまとめたいと思います。
ライブの概要
今回見に行ったライブは、
・ライブ名: ASIAN KUNG-FU GENERATION Tour 2019「ホームタウン」Tour Final
・開催日時: 7/25
・開催場所: パシフィコ横浜
・出演バンド: ASIAN KUNG-FU GENERATION
といった内容でした!
筆者にとってアジカンのライブは、一昨年の武道館ライブ以来だったので行く前からワクワクして眠れませんでした笑
しかもなんと、ツアーファイナル@パシフィコ横浜という事で特別なセットや重大発表を観ることができるんじゃないか…と今から期待に胸が高鳴ります。
セットリスト
今回のセットリストです。
1.クロックワーク
2.ホームタウン
3.レインボーフラッグ
4.君の街まで
5.荒野を歩け
6.ライカ
7.迷子犬と雨のビート
8.UCLA
9.モータープール
10.ダンシングガール
11.ラストダンスは悲しみを乗せて
12.サーカス(アコースティック)
13.大洋航路(アコースティック)
14.ブルートレイン(アコースティック)
15.グラスホッパー (スピッツのカバー!)
16.八景
17.イエロー
18.Easter / 復活祭
19.センスレス
20.Standard / スタンダード
21.さようならソルジャー
22.ボーイズ&ガールズ
En1.Dororo
En2.今を生きて
En3.解放区 / Liberation Zone
ライブのレポート 大人になったアジカンと僕たち
さて、いよいよレビューをしていきたいと思います。
ツアーファイナルということもあって、開演すぐから人が大勢来ており、今回は物販を諦めることにしました…
また、今回のアルバム「ホームタウン」の雰囲気を出す為か、前回見た武道館ライブと比べて落ち着いた舞台セッティングになっているように感じました。
アルバムでの曲順通りクロックワーク→ホームタウン→レインボーフラッグでライブが始まります。
武道館での遙か彼方→センスレス→アンダースタンドの荒削りナンバーで会場を熱狂させた頃とはうって変わった、「ゴッチの歌を、楽器陣の巧みな演奏を聴かせる」アジカンに半年間社会の荒波に揉まれた筆者の疲れた心を癒してくれました。
この後のセットでも、聴かせる事を意識した深みある演奏が続きます。「夜は短し歩けよ乙女」でヒットした荒野を歩けも今やアジカンのセットリストという生き物にとってなくてはならない体の一部のようなお馴染み曲になってきております。
特に昔から大好きな曲だった「君の街まで」や「ライカ」との繋がりで、夜道を歩いて
他にも新曲と過去曲を織り混ぜて、今回の「夜道を進む」世界観をどんどんと広げていってくれています。
そして、ラストダンスは悲しみを乗せてで前半戦が終了しました。
個人的には、初期のしっとりした曲が歳を重ねたアジカンの中で昇華され、まるで新曲のように
ハームタイムにはアコースティックのコーナーがあります。前回見た時にもあったこのコーナーですが、やはり確実にアジカンのライブという生き物の中でになってきており、以前よりも一段と聞き応えのある演奏でした。
特に、ブルートレインのアコースティックバージョンは圧巻の一言です。アコースティックになったことでブルートレインの走る音を意識したとされるドラマがより強調されていて、まるでブルートレインに乗って夜道を旅しているかのような気持ちになりました。
(※ブルートレインは本来寝台特急なので、尚更今回の夜のイメージがマッチしていて、筆者個人としては原曲より更に好きなアレンジです。)
ここでサプライズ。後半戦の始まりは、なんとスピッツのカバー、グラスホッパー!
元より先輩バンドの曲をカバーすることがあったアジカンですが、これにはびっくり。
太く低く腹に残るようなゴッチの歌とは対称的な、細く高く身体を包み込むような草野マサムネさんの曲は果たしてうまくいくのか…と少し不安になりましたが、そんな心配は無用、サビは喜多さんとゴッチのダブルボーカル!
サビも勿論のこと、Bメロのハモリでも喜多さんのエンジェルボイスが炸裂してて眼福ならぬ耳福でした!
また、心なしかベースの山さんが楽しそうで、見ているこっちも楽しい気持ちにしてくれました。
(追記:2015年のスピッツのトリビュートでカバーされてたんですね、勉強不足でしたすいません…)
いよいよラストスパート!イースター→センスレス→スタンダードと畳み掛けるように比較的アップテンポな曲が続きます。ここら辺の流れは上記の遥か彼方→センスレス→アンダースタンドを連想させる流れに新しいアジカンによる昔ながらのアジカン(うまく言えなくてすいません)を聞けて良かったです!
そして最後はさようならソルジャー→ボーイズ&ガールズで締めくくり。
夜道を歩き通して、夜が明けてくる。そんな気持ちにさせてくれるライブでした。
アンコールは最新曲どろろ。アニメソングとは何かと縁のある印象のアジカンですが、中でも特に世界観ともアジカンらしさとも一致した曲という感想でした。ちゃんとシングル買おっと。
これで終わりかなと思ったところに今を生きて。
マジックディスク以降のアジカンでもトップクラスに好きな曲だっただけに、ライブで聴くことができて感無量でした。
やっぱアジカンは最高だ!!(撮影可能時間にて)
以上で初レビュー終了です!またライブ行ったら書こうかな!
それでは!!