[今日はなんの日?]ゲイリー・ムーアの誕生日[激情のギタリスト]
どうもこんばんは、カムラです!
今日は何の日?のコーナーです。
本日4月4日は、ソロ活動やThin Lizzyでの活躍で有名なギタリスト、ゲイリー・ムーアの誕生日です!
ゲイリー・ムーアとは?
ゲイリー・ムーアは北アイルランド生まれのギタリスト兼ボーカリストです。
10代の頃にギターを始めるとジェフ・ベック、エリック・クラプトン、ジミ・ヘンドリクス、ピーター・グリーンらから強い影響を受けてプロギタリストになることを決意します。
バンドを組んで父親の経営するクラブにレギュラー出演で本格的に活動を始めると、ロックバンド、スキッド・ロウでメジャーデビューを果たしました。
程なくしてスキッド・ロウを脱退すると旧友フィル・ライノットのバンド、シン・リジィ、ジャズ・ロック・バンドコロシアムⅡでの活動を経てソロ活動を始めます。
特にシン・リジィ在籍時は、代表曲「パリの散歩道」を収録したソロアルバム「Back on the Street」とシン・リジィの代表作「ブラック・ローズ 」をリリースしており、キャリアの第一次全盛期を現出しました。
以降はG-Forceやグレッグ・レイク、フィル・ライノットらとのコラボを果たしながら、ロックに留まらず、ブルースやジャズ、フュージョンなど様々な音楽性を持った楽曲を制作、提供しながら精力的に活動していきました。
特に、80年代前半は日本において熱狂的な人気を誇りライブやレコーディングに企画と様々な形で来日を果たしました。
2000年に入っても新たなジャンルを開拓したり、アルバムを発表したりと精力的に活躍していましたが、2011年2月6日、休暇先のスペインにて心臓発作で急逝しました。
ゲイリー・ムーアの演奏が堪能できる曲3選!
それでは、そんなゲイリーを堪能できる曲を紹介してお別れです!
①パリの散歩道
ゲイリー・ムーアと言えばこれ!
ゲイリー・ムーアの特徴と言える伸びやかなトーンやチョーキング、ビブラートを用いた激情のギターと呼ばれる凄まじい演奏が堪能できます。
フィギュアスケートの日本代表、羽生結弦選手がスケートのプログラムでこの曲を使用したことから日本でも結構な人気を誇っているみたいです!
羽生結弦(Yuzuru HANYU) 2019 Skate Canada EX「パリの散歩道」
②Over the Hills and Half Away
Gary Moore -1987 - 1. Over The Hills And Far Away
ソロ時代の名曲。
ゲイリーにとってブルースやジャズと同様に大きなバックボーンとなっているアイリッシュ系の音楽が大きくフィーチャーされており、他のアーティストとは一線を画した曲を楽しむことができます!
③Waiting for an Alibi
Thin Lizzy - Waiting for an Alibi (1979) Gary Moore
バンド時代のゲイリーを聴きたい方はこちら!!
ソロとしての活動がキャリアの大半を占めているゲイリーが最も長期間在籍した、盟友フィル・ライノット率いるロックバンド、Thin Lizzy時代の名曲。
レスポールを自分の体のように操って感情をこれでもかと込めて演奏するゲイリーのプレースタイルが、フィルが作り出す哀愁を帯びたダンディな曲と驚異的にマッチしておりついつい興奮してしまいそうな曲に仕上がっています!
(個人的には元からのギタリストだったスコット・ゴーハムが俺が正規ギターじゃ〜と言わんばかりに演奏面でハッスルしているところがなんか好きだったりします!)