ディスクレビューvol.85 GOING STEADY「青春時代」
どうもこんばんは、カムラです。
久しぶりのディスクレビュー。
いよいよ卒業式を迎えてしまい、学生生活が終了してしまいました。
嬉しいことも悲しいこともあった学生生活。そんな思い出を振り返るのにうってつけの名曲、GOING STEADYの青春時代を今日はレビューしたいと思います!
2003年の初めに予定されていた全国ツアーを直前にして、突然解散を宣言したGOING STEADYの解散後にリリースされた最後のシングル。
ギターのアサイタケオが製作途中に脱退してしまったことで突然の解散となってしまったという事が嘘のように、GOING STEADYの締めくくりに相応すぎる曲。というか締めくくるために作られたかと思ってしまうほどの名曲です。
一曲目「青春時代」は「さくらの唄」以降より強調して歌うようになった「青春」というテーマをタイトルに冠しているだけあってキャリア全体を総集した内容になっています。青春時代に若者が抱える悩みや漠然とした不安だけでなく、大人になってからのやるせない感情も歌われており、いつの時代にもきっと我々の若者の部分に寄り添ってくれる事でしょう。
後継バンドの銀杏BOYZでも歌われるていますが、GOING STEADYバージョンの方がより誇張や混じり気のない純粋な若者の声を代弁しているように思えるので個人的には大好きです。
そして、二曲目には「駆け抜けて性春」のライブバージョンを収録しています。ライブ映像、音源が少ないGOING STEADYにとってはレア中のレアな代物になっています。
カムラのおすすめソング
①青春時代
GOING STEADY最後の曲。
青春を彷彿とさせる穏やかで美しいメロディの中にやりきれなかった若くもどかしいフラストレーションが爆発したようなサウンドが絶妙なバランスで両立され、卒業を迎える時期に聞くと格別心の隙間に刺さっていきます。
そんなこんなでレビューは終わりです!
それでは!