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ライブレポート vol.3 NUMBER GIRL TOUR 「逆噴射バンド」@Zepp Tokyo[異常空間Zの名演]

どうもこんばんは、カムラです。

ようやく三県旅行も終わり、無事東京に帰ってこれました!

今日は一日お休みという事で昨日やっていたナンバーガールのライブアーカイブを見てレポートにしてまとめたいと思います。

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ライブの概要

‪今回のライブは、

・ライブ名: ‪NUMBER GIRL Tour 2019-2020「逆噴射バンド」‬

・開催日時: 3/1

・開催場所: Zepp Tokyo

・出演バンド: ‪NUMBER GIRL

といった内容でした!

 

今回のライブは、本来観客有りでのライブだったもののコロナウイルスの影響で無観客のライブビューイングで開かれることになったもので、昨年何回応募してもチケットを外しまくった筆者にとっては、不幸中の幸いでした。(チケット取れた方、現在関連の事柄で被害に遭われている方には大変申し訳ございません…)

その分誠心誠意、気持ちを込めて、騒やかにレポートしていきます。

 

 
セットリスト

今回のセットリストです。

1.鉄風 鋭くなって
2.タッチ
3.ZEGEN VS UNDERCOVER
4.EIGHT BEATER
5.IGGY POP FAN CLUB
6.桜のダンス
7.透明少女
8.YOUNG GIRL SEVENTEEN SEXUALLY KNOWING
9.NUM-AMI-DABUTZ
10.SENTIMENTAL GIRL'S VIOLENT JOKE
11.DESTRUCTION BABY

12.MANGA SICK
13.CIBICCOさん
14.ウェイ?

15.U-Rei
16.TATTOOあり
17.水色革命
18.日常に生きる少女
19.TRAMPOLINE GIRL
20.OMOIDE IN MY HEAD
21.I Don't Know

 

En1.転校生
En2.KU〜KI
En3.透明少女

 

ライブのレポート 

さて、いよいよレポートをしていきたいと思います。

概評

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お馴染みの前口上と共に鉄風 鋭くなっての闇を切り裂くようなキレッキレのベースリフでライブが始まります。

解散後も第一線で活躍し続けてきた中尾憲太郎45才のベースは深みが増してて見応えがありました!

(以前浅井健一&THE INTERCHANGE KILLSで見た事がありましたが、やっぱりナンバガのリフ弾いてる時が1番かっこいいっす)

 

その後もZEGEN VS UNDERCOVERIGGY POP FAN CLUBと、往年の名曲を序盤から披露してくれます。

特にZEGEN VS UNDERCOVERでは、向井秀徳のボーカルを含めメンバーが歳を重ねたからか、解散前のナンバガ時代とは違った大人でモダンな雰囲気を纏った曲になっていてこれはこれで聞き応えがありました!

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個人的には、タッチやEIGHT BEATER、桜のダンスと1stから選出が多かった事もポイントが高かったです!

 

もうここまでで正直お腹いっぱいでしたが、息つく暇も与えてくれないのがナンバーガール

「次の曲は透明少女!」と

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「嘘〜っぽく嘘〜っぽく」から始まるMCが聞けなかったのは残念ですが、その演奏の熱量は当時と変わらぬまま!こんなナンバガを待っていたんだ!

 

ここまで、向井秀徳のボーカルは歳を重ねてZAZEN BOYSの声になっているように感じましたが、この時ばかりは「ナンバーガール向井秀徳」の声になっていたように思えて感慨深かったです!

 

また、既にライブを見た友人に、アヒトイナザワのドラマにブランクを感じると言われていたので見る前は少し心配だったのですが、ライブを重ねる中で調子を取り戻したようで、取り越し苦労だったようです。

昔のような爽快感はちょっと足りない気はしますが、重くタイトなドラムはこの透明少女や、TATTOOありなどの楽曲で発揮されていて感無量でした。

 

続いて「10週勝ち抜きチャンピオンなるか?ショーパブ上がりの実力派、南無阿弥陀仏の登場だ」と向井節全開のMCで始まる曲はNUM-AMI-DABTZU。

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向井のMCになんとも言えない表情のドラムス・アヒトイナザワ

この頃になるとZAZEN BOYSへの布石となる曲構成も多く、今の向井秀徳の方がむしろ馴染んでるまであるなと思いました。

 

そしてTATTOOあり。

一撃必殺のギターリフが鳴ると、重戦車のようなリズム隊のアンサンブルが轟音を生み出します。

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田渕ひさ子のギターも、様々なバンドやサポートの経験でより一層凄みのある演奏になっていました。

以前の勢いそのままに、更に一音一音に魂がこもるように丁寧に演奏されたいる姿が印象的でした。

 

そして何より、今回1番の名演だと思うのが「日常に生きる少女」!

「あなたが、少女だった時の笑顔を、私は知っています」こんなロマンチックな言葉を言えたとは!!

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MCが終わるや否や、音の壁とでも形容できそうな轟音の嵐!嵐が止むと、そこには向井秀徳のギターリフが!

個人的には、以前の向井秀徳より今の向井秀徳のギターの方が弦一つ一つの音がハッキリと聞こえて良かったです。

 

また、今回は無観客ライブということもあって、ならではの楽しみ方をできるようになっています。

その内いくつかをレポートしていきます!

向井秀徳のMCが普段以上に暴走してる

ZAZEN BOYSやソロで何度も向井秀徳を見てきた筆者ですが、今回はひと味違います。

曲と曲の合間に不意にVシネマ雀鬼」の台詞を連呼したり、今井レオのモノマネ「Do it!!」や水たまりを通った後の猫のモノマネなど、「ちょっと何言ってるかわからない」とか言うレベルじゃないくらい意味不明なことをしてしまうのです。

無観客ライブという事もあって、向井なりの間繋ぎをしたつもりなのかもしれませんが、淡々とやってもはや「細か過ぎて伝わらないモノマネ」やってるみたいになってて普段よりむしろ面白かったです!


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映画「タクシードライバー」の主人公のモノマネをする向井秀徳

②メンバーの絶妙な距離感

今回のライブで気になった点が1つありました。それは、「メンバーの目線」です。

これまでの動画で見たナンバガでは、メンバー同士はそこまで目を合わせて弾いてる姿を見る事ができませんでした。もちろん、今回も頻繁ではありませんでしたが、SENTIMENTAL〜で向井が目配せをして、中尾憲太郎がうなずくシーンやその他メンバーに向井が目を向けるシーンが写っていて、その度に何か胸にくるものがありました。


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③名演!森山未來のダンス

そして、最後がこちら!ライブも終盤、ナンバーガール最強の曲、「OMOIDE IN MY HEAD」が「ドラムス、アヒトイナザワ」の声と共に始まると、無観客のはずのライブハウスにお客さんらしき人が。

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このマスクの男、曲と共に踊り狂う踊り狂う!!

曲の中盤になって、暑そうな表情を浮かべるとマスクをキャストオフ!マスクの下の正体は…

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森山未來でした!!

森山未來フジファブリックの楽曲「夜明けのBEAT」のMVでも見られるようにコンテンポラリーダンスと呼ばれるジャンルの踊りを得意にしています。

そんな森山未來ナンバガのコラボを見られたのは、ひとえに無観客ライブが起こした奇跡のお陰ではないでしょうか?

 

まだまだ語りたりませんが、ライブのレポートは終了です!

今回のライブを見て、ナンバーガールはまだまだ健在、というか現役なんだ!という事を肌で感じる事ができて幸せでした。

今度は生のライブ行ってちゃんと目で見たレポートを書きたいな!

 

合わせて読みたい

 

staygold1985.hatenablog.com

 

 

それでは!!