[名ギタリスト紹介]不屈の男・ジョンフルシアンテ[祝・再復帰]
どうもこんにちは!カムラです!
今回は前日も書いたように、ジョン・フルシアンテの紹介をしたいと思います!
ジョン・フルシアンテとは?
生い立ち
ジョンは1970年3月5日生まれのアメリカ出身のギタリストです。
ジョンは小さい頃から音楽漬けで、10才になる頃には根っからのパンクスだったそうです。
そんなジョンとレッチリの人生が交わったのがジョン15才の時。先代のギタリスト、ヒレル・スロヴァクが在籍していた頃のレッチリのライブに魅了され音楽にのめり込んでいきました。
そののめり込み具合は凄まじいもので、ライブの追っかけはもちろんのこと、ギター、ベースの完コピをするほどに入れ込んだほどだったそうです。
若かりし頃のジョン・フルシアンテ
レッチリ加入・脱退。そして転落…
そんな折、ジョンの人生に転機が訪れます。
レッチリの初代ギタリスト、ヒレル・スロヴァクがオーバードースで亡くなってしまったのでした。
ヒレルはギターの名手で、その穴を埋めることができるギタリスト探しに難航していました。
そんな時に白羽の矢が当たったのが、ファンでありギターを完コピできるジョンだったのでした。
わずか18歳でレッチリの新ギタリストとして加入したジョンは、1989年の「mother's milk」、1991年の「blood sugar sex magic」というアルバムで名演を披露し、バンドと共に一躍スターダムを駆け上がります。
バンドの第一黄金期頃のジョン
しかし、ファンからメンバーになったジョンにとってそれは多大なプレッシャーとなって精神を蝕み、次第にヘロインに溺れるようになりました。
そして名作「blood sugar sex magic」リリースから僅か1年後の1992年の日本公演中にバンドを飛び出して行ってしまったのでした。
この後ヘロイン中毒と併発したうつ病に苦しみ、転落していくのでした。
これと並行してレッチリも迷走期に入ってしまい負のスパイラルから抜け出せずにいました。
(筆者は三代目ギタリスト、デイヴ・ナヴァロ在籍時のアルバム「one hot minute」も好きなんですけどね…)
2度目の加入・そしてソロ活動へ
やはりこうなった時に解決できるのは、お互いだったのでしょう。
2年にも及ぶ苦しいリハビリの末、ドラッグを見事克服したジョンは、その話をききつけた彼の長年の親友であるフリーのバンドへの説得により、再びギタリストに迎え入れられるのでした!
そうすると、今までの低迷が嘘のようにレッチリは息を吹き返します。名作「Californication」をひっさげて伝説のフェスティバルの続編、ウッドストック1999に大トリとして出演、復活をアピールするのでした!
やはりこの4人は、なるべくしてなった運命の4人なのでしょうね!
その後も「by the way」、「stadium arcadium」とヒットを連発していき、2009年に「自身の音楽を探求したい」との理由で、チリ・ペッパーズからの脱退を表明。円満に離脱した後は、充実したソロ活動を行っていました。
そんな彼でしたがついに!2019年12月に、レッド・ホット・チリ・ペッパーズに復帰することになりました!
またあのメンバーのレッチリを見れることが今から楽しみでなりません!
ジョンフルシアンテのここが凄い!
ジョンの凄みは、ファンキーなカッティングにあると思われます。特に単音カッティングの絶妙なリズム感、ミュート感で作られるリフは洋楽好きのギター弾きは誰もが真似っこしようとしたんじゃないでしょうか?
(※ただし、レッチリ加入まではファンク系のフレーズに疎かったようです。)
更に2度目の加入以降は、「枯れた音」と評される唯一無二のギターサウンドも手に入れました。
ボロボロになったストラトキャスターに一音一音魂をぶつけるようにして奏でるギターソロは、他の追随を許しません。
こうしたギターは、伝説のギタリストであるジミ・ヘンドリクスから影響を受けたとされており、フレーズの選び方やコード進行の随所にその影響が垣間見えます!
またジョンはギターの他にも様々な楽器を演奏することが可能で、ソロアルバムはゲストミュージシャン以外ほぼ1人で仕上げてしまう程どれも卓越した技術の持ち主でした。
特にボーカルやコーラスは難解なリフを弾きながらでもこなせるようで、代表曲「snow(hey oh)」のサビではリフを弾きながら高音パートのコーラスをこなしております。
Red Hot Chili Peppers - Snow Hey Oh (Full HD 1080i)
決してメインボーカルを張れる声ではないのですが、何か心に刺さる歌声を披露してくれるジョンのボーカルは、非凡なものだと思います。
ジョンのプレイが光る名曲!
1.Can't Stop
ジョンのカッティングリフと言えばまずはこれ!フレーズ自体は難しくないのですが、独特なタイム感はやっぱりジョンにしか出せません!
また、リフ前にやるフリーやチャドとのインプロゼイジョンはアドリブのお手本になるようなプレイが多く、アドリブに困ったら聞いてみてはいかがでしょう?
Red Hot Chili Peppers - Can't Stop - Live at Slane Castle
2.Give It Away
ファンキーなジョンを聴きたいなら間違いなくこれ!喚き散らすようなリフに奇妙なバッキングを聞いた日には踊らずにはいられません!初期ジョンの最高傑作の一つなんじゃないでしょうか!
Red Hot Chili Peppers - Give It Away - Live at the BBC [HD]
3.Stone Cold Bush
サウンド自体は当時のプロデューサーによって「売れ線」のメタルサウンドにされてしまったものの、フレーズの凄まじさはやはり絶品!
加入当初の若さ溢れる荒々しいフレーズの一つ一つにこれから成功の片鱗が見えます。
再加入以降はやってくれないのが残念です…
4.Scar Tissue
「枯れた音」を奏でるジョンを聴きたい人におすすめ!リフの始まりから「枯れた音」が炸裂します。
R.H.C.P - Scar Tissue [Official Music Video / Full HD 1080p]
5.Dani California
レッチリ時代のジョン・フルシアンテの総集編のような曲です!
出だしから「枯れた音」で弾く単音カッティングのギターリフ、ワウを駆使した独特なタイム感のバッキング、これでもかと弾きまくるギターソロ。どれをとっても最高です!どれを聞くか迷ったらこれを聞いてみてはいかがでしょうか!
Red Hot Chili Peppers - Dani California (Video)
後個人的チョイスでこの曲をおすすめします。なんかギタリストが取るボーカルって好きなんですよね…
John Frusciante Tiny Dancer Pinkpop 1990
以上で終わります!こんな感じでギタリストの紹介をまたやっていこうと思うのでまた見てくださいね!
[音楽ニュース]ジョン・フルシアンテが帰ってきた!復帰初ライブレビュー![RHCP]
どうもこんばんは、カムラです!
久しぶりの音楽系投稿です!
今回記事に書きたかったのは
というニュースです!
なんとあのジョン・フルシアンテがレッチリに帰ってきました!
ジョン・フルシアンテって?
このニュースの主役は十数年振りにレッド・ホット・チリ・ペッパーズに復帰したジョン・フルシアンテというギタリストです。
ジョンは、1989年の「mother's milk」〜1991年の「blood sugar sex magic」と、1999年の「Californication」〜2006年の「stadium arcadium」といったレッチリの全盛期を支えたギタリストです。
詳しいことは後日ギタリスト紹介のコーナーで書きますのでそちらを是非見ていただけると嬉しいです!
今回のレビュー
First footage of Red Hot Chili Peppers with John Frusciante
ニュースや動画によると、今回レッチリは
自身らの曲「Give It Away」と、ザ・ストゥージズの「I Wanna Be Your Dog」、ギャング・オブ・フォーの「Not Great Men」を演奏したとされています。
ダイジェストの動画しか見れませんでしたが、やっぱりジョンとアンソニーやフリーが同じステージで演奏している姿は嬉しいですね…!
ただし、今回はジョンが復帰した代わりにチャドスミスは不在だったそうでまだ完全版レッチリは見ることができず残念です…
久しぶりに合わせて演奏するということで、まだまだ従来のケミストリーが爆発したようなレッチリではありませんが、逆を返せばこれからもっともっと素晴らしい演奏が見られると思うと楽しみで仕方ありません!
また、その分式に同席していたジェーンズ・アディクションのギタリストで、前々回のジョン脱退時のギタリストだったデイヴ・ナヴァロとジョンの新旧ギタリストのコラボ演奏というレア中のレアな画も見ることができたそうです。生で見るならそっちの方が羨ましい…
ライブが決まったらなんとしてもチケットを確保したいぞー!
以上です!久々に音楽のこと考えて記事書くのめっちゃ楽しかったです!
また音楽系の記事を少しずつ書けたらなと思うので、音楽好きな皆さんも楽しみにしていてくださいね!
それでは!
合わせて読みたい
[音楽ニュース]リアム・ギャラガー アコースティック・アルバム「acoustic sessions」をリリース!
どうもこんばんは!カムラです!
今月最後の音楽ニュースの時間です!
元オアシス、ビーディ・アイのボーカリストとして活躍したリアム・ギャラガーが、アコースティック・アルバム「acoustic sessions」をApple MusicやSpotifyなどのデジタル・ストリーミング・サービス限定で本日からリリースされるとのことです!
ビーディ・アイとしての活動を終了後、ソロとして「As You Were」や「Why Me? Why Not.」と言った作品をコンスタントに製作してきたリアム。
そんなリアムが今回新しく取り組んだのがこのアコースティック・アルバムです!
今作では、リアムのソロ最新作である「why me? why not?』に収録されている楽曲のほかに、「Cast No Shadow」や「Sad Song」、「Stand By Me」といったオアシス時代の懐かしい楽曲を含む全8曲のアコースティック・バージョンが収められています。
また、今作のリリースに伴い収録曲の「Once」のミュージック・ビデオも公開されており、映像にはマンチェスター・ユナイテッドを代表する選手のエリック・カントナが出演している他、リアムも出演しています!
ライブの予定は告知されていませんでしたが、リリースがあり次第記事に書こうと思います!
それでは!
Liam Gallagher/『acoustic sessions』
1. Cast No Shadow
2. Now That I've Found You
3. Alright Now
4. Sad Song
5. Stand By Me
6. Once
7. Meadow
8.Once (Demo)
[名バンド紹介]アルカトラス(Alcatrazz)
どうもこんばんは、カムラです。
久々の名バンド紹介シリーズ!
今回は昨日の記事から、アルカトラス(Alcatrazz)について紹介していきたいと思います!
合わせて読みたい
アルカトラスとは?
アルカトラス (Alcatrazz) は、1983年にリッチー・ブラックモア率いるレインボーや、マイケル・シェンカー・グループ、マーブルスで活躍したメタル界のやっさんこと、名ボーカリスト、グラハム・ボネットを中心に結成されたヘヴィメタルバンドであり、後に世界的ギタリストとなるイングヴェイ・マルムスティーン(元スティーラー)やスティーヴ・ヴァイが在籍したバンドとして有名です。
来歴
1983年、珍事件でマイケル・シェンカー・グループを解雇されたグラハムは新バンド結成を目論み、元ニュー・イングランドのゲイリーとジミーを招聘します。
その後グラハムは、残されたギターとドラムを募集し、レインボーで共演したリッチー・ブラックモアに良く似たギタリストのイングヴェイ・マルムスティーン(通称インギー、元スティーラー)を獲得。ドラムには元アリス・クーパーのヤン・ウヴェナを加入させてようやくバンドとしての体をなすことに成功します。
(一説には、ドラムはグラハムの数少ない(?)友人、コージー・パウエルに参加要請をしていたのですが、ホワイトスネイクに加入していた為参加できなかったようです。)
そんなこんなで活動を開始したアルカトラスは、同年末にはデビューアルバム『ノー・パロール・フロム・ロックン・ロール』をリリース。レインボー時代から色褪せないグラハムのボーカルと「まるでリッチー・ブラックモアを3倍速にしたかのような」インギーのギタープレイで一躍有名になります。
1984年1月には初来日を果たし、その日のライブを収録したアルバム『ライヴ・センテンス』をリリースし好評を博します。
しかし、観客が求めている物がインギーの超絶技巧が光る演奏であったことから他のメンバーとインギーの間に軋轢が生じ、次第にステージ上で喧嘩になるほど不仲になってしまいインギーは脱退してしまいます。
後任にはインギーとは全く異なったスタイルのスティーヴ・ヴァイを加入させ、1984年10月に再来日を果たします。
この時スティーブ・ヴァイは前任のインギーパートをわずか1週間で覚えて演奏したそうです。(来日時の動画を見るに速弾きは対応しきれなかったのかタッピングで補っております。)
更にこの時開かれた緊急オーディションにはクリス・インペリテリも参加していたのですが、インギーとタイプがモロかぶりだったので落選したようです。(この後インペリテリの1stでグラハムがボーカルに加入することになるのは因果なものだなあと思えますね)
再来日公演も盛況に終わったバンドは、1985年にはスティーヴを迎えての傑作『ディスタービング・ザ・ピース』をリリース
し、これまでとは180度違ったアルバムだったもののこちらもヒットします。 しかし同年、スティーヴが当時ヴァン・ヘイレンを脱退したばかりのデイヴィッド・リー・ロスの誘いを受け脱退してしまいいよいよ雲行きが怪しくなってきます。
後任に無名だったギタリスト、ダニー・ジョンソンを迎え、3rdアルバム『デンジャラス・ゲームス』をリリースするもとうとう鳴かず飛ばずで1987年に解散してしまいます。
解散後暫くは音沙汰がなかったのですが、2007年にグラハム以外別メンバーで復活すると、少しずつオリジナル・メンバーを加えつつ活動を続けているようです!
(現行メンバー)
・グラハム・ボネット(ボーカル 元レインボー、マイケル・シェンカー・グループ、インテリペリetc...
・ジミー・ウォルドー(キーボード 元ニュー・イングランド)
・ゲイリー・シェア(ベース 元ニュー・イングランド)
・マーク・ベンケチェア(ドラム)
・ジョー・スタンプ(ギター)
アルカトラスのおすすめの曲!
1.Jet to Jet
Alcatrazzといえば間違いなくこれ!
聴き覚えのあるリフで曲が始まると最後までスリリングに疾走していき、息をつかせる隙を与えません!
特に超絶速弾きとメロディセンスを兼ね備えたギターソロは今の時代でも引けを取らないほどの出来栄えで、アルカトラスでインギーにばかり注目が集まってしまうのも頷けます。
2.Island in the Sun
エネルギッシュなアルカトラスと言えばこれ!
軽快なシンセから始まるこの曲はアルカトラスの中でも特に明るく元気をもらえる曲になっています。
そして、ポップでキャッチーなだけでなくちゃんとロックとして成立しているのはグラハムの熱苦しいボーカルと、インギーの秀逸なギターソロの賜物と言えるでしょう!
ALCATRAZZ【ISLAND IN THE SUN】Graham_Bonnet
3.hiroshima Mon Amour
グラハムのボーカルを堪能したい人はこれ!
開幕一発目から聴ける流麗なギターに、シンプルで耳に残るリフ。そしてそれを迎え撃つかのように聞こえるのは天をも貫く勢いのグラハムのハイトーンシャウト!
インギーが脱退して以降発表したソロ作品を聴いていてもこうして渡り合えるレベルのボーカルはそうそう居なかったことからも、どれだけグラハム・ボネットとと言うボーカルがいかに豪傑であったかがわかりますね。
ALCATRAZZ【HIROSHIMA MON AMOUR】Graham_Bonnet
4.God Blessed Video
スティーブ・ヴァイ時代の曲を堪能したい方はこれ!
速弾きに次ぐ速弾きでギター小僧を唸らせたインギーとはうって変わって、キラキラとした80年代サウンドがたまらない楽曲となっております。
スティーブのギターも、一聴ではどうやって出してるのかわからないような彼独自のサウンドが光っております。
5.Lost in Hollywood (from Rainbow)
レインボーからの曲ですが、インギーのギタープレイがあまりにも際立っていたので選出しました!
元より、グラハムの突き抜けるようなハイトーンシャウトに、必殺のギターリフで人気だったこれぞアメリカンハードロックといった曲だったのですが、インギーがリードをとることによって更に磨きがかかります。
Alcatrazz(Yngwie Malmsteen) - Live Lost In Hollywood
アルカトラスのアルバム一覧!
1.No Parole from Rock 'n' Roll
記念すべきデビュー作。
インギーのギターとグラハムのボーカルがぶつかり合い、ヒリヒリするほど刺激的なアルバムになっております。
まるで「リッチーを3倍速にしたかのような」インギーのギターは、後のギタリスト達に大きく影響を与えました。
2. Disturbing the Peace
スティーブ・ヴァイ在籍時のアルバム。
前作の様式美全開のアルバムをイメージすると拍子抜けするかもしれませんが、アメリカンでキラキラしたアルカトラスが楽しめる作品になっております!
インギーのように張り合うのではなく、自分の持ち味を残しながらグラハムのボーカルも活かすヴァイのギターが魅力的。
3.Dangerous Games
ダニー・ジョンソンを迎えた現在ラストオリジナル・アルバム。
前作2つと比べてややインパクトに欠けるものの、グラハムより前に出るのではなく後ろから支えるダニーのギターのお陰でまとまった仕上がりになっています。
派手さは無くともメンバーの三声コーラスや、グラハムのバラエティに富んだ歌唱など聞き応えのある要素があるので是非聴いてみては!
(マーブルス時代の曲、オンリー・ワン・ウーマンのセルフカバー収録)
以上で終わりです!時間を置いてまた追記していけたらと思います。それでは!
[音楽ニュース]ゲイリー・シェア復帰! 新アルバムは2020年半ばリリース!?[アルカトラス]
どうもこんにちは!カムラです。
今回記事に書きたかったのは
というニュースです!
アルカトラスにオリジナル・ベーシストのゲイリー・シェアが復帰しました!
ゲイリー・シェアって?
ゲイリー・シェアはアメリカ出身のベーシストで、ニュー・イングランドやアルカトラスの創設メンバーとして有名です。
ゲイリーは、1978年に長年の相棒となるジミー・ウォルドーらと共にハードロック・バンド、ニュー・イングランドを結成し、1979年にポールスタンレーのプロデュースの下『失われし魂』というアルバムでメジャーデビューを果たします。
その後数作のヒットを出してバンドは解散。
ジミー・ウォルドーと共に新バンド結成を目論んでいたグラハム・ボネットのセレクションに参加。見事メンバーの座を射止め、アルカトラスを結成します。
アルカトラスでは第一期にあたる1983年から1987年に在籍し、オリジナル・アルバム全作でベースを担当しました。
現在は、2005年に再結成したニュー・イングランドと今回復帰したアルカトラスで活動をしていくみたいです!
そもそもアルカトラスって?
アルカトラス (Alcatrazz) は、1983年にリッチー・ブラックモア率いるレインボーや、マイケル・シェンカー・グループ、マーブルスで活躍したメタル界のやっさんこと、名ボーカリスト、グラハム・ボネットを中心に結成されたヘヴィメタルバンドであり、後に世界的ギタリストとなるイングヴェイ・マルムスティーン(元スティーラー)やスティーヴ・ヴァイが在籍したバンドとして有名です。
1987年に解散しましたが、2000年代に入って再結成。度々メンバーチェンジをしながら現在まで活動しております。
(現行メンバー)
・グラハム・ボネット(ボーカル 元レインボー、マイケル・シェンカー・グループ、インテリペリetc...
・ジミー・ウォルドー(キーボード 元ニュー・イングランド)
・ゲイリー・シェア(ベース 元ニュー・イングランド)
・マーク・ベンケチェア(ドラム)
・ジョー・スタンプ(ギター)
スティーブ・ヴァイ在籍時のアルカトラス。左端っこが若き日のゲイリー・シェア。
今回の嬉しいニュースは、ゲイリー・シェアの復帰だけではありません。何と、2020年内にアルバムのリリースも決まったみたいです!今作は、クリス・インペリテリやスティーブ・ヴァイ今から新譜が楽しみです!
以上です!今度は合わせてアルカトラス系の記事が書けたらと思います。
それでは!
[音楽ニュース]銀杏BOYZが新曲「大人全滅」のMV公開!音源レビュー!
どうもこんばんは、カムラです。
銀杏BOYZが新曲「大人全滅」のMVを公開しましたね!
2020年4月18日(土)に 「銀杏BOYZ 特別公演 山形のロック好きの集まり」が、峯田和伸の故郷 山形県にて開催決定したことに伴ってのリリースとのことです。
レビュー
さっそくレビューを書いていきます。
今回発表された「大人全滅」は、ボーカル、峯田和伸が銀杏BOYZ以前に結成、活動していたバンドGoing steadyの楽曲「Don't Trust Over Thirty」のリメイクしたものです。
GOING STEADY - DON'T TRUST OVER THIRTY
銀杏BOYZは以前から、過去の楽曲をセルフカバーする事が何度もありました。
例えば、2014年発表のライブアルバム「beach」収録の「東京終曲」(2005年発表「東京」のセルフカバー)や、「光の中に立っていてね」収録の「I don't wanna die forever」(2007年発表シングル「あいどんわなだい」のセルフカバー)があります。
いずれも峯田のソロプロジェクトとなって以来のテーマである「ノイズとの調和」に沿ってかなり改造が施されました。
御多分に漏れず今作も見事なノイズロックにリメイクされているのですが、今作は中でもかなり上手くいったセルフカバーなのではないかと思います。
というのも、「Don't trust over thirty」という楽曲が思いの外「ノイズとの調和」にマッチしたからです。
最初は不思議でなりませんでした。なぜあんなにパンクだった曲が、こんなにも心地よく聞こえるのか。
何度も聞いてみると少し答えが見えた気がします。
1.銀杏のノイズ・サウンドが行き着くところに行きついたから。
銀杏BOYZもとい峯田和伸は結成当時からノイズロックという世界に足を踏み入れました。メンバーという大きな犠牲を払って、それでも前に進んできた中で銀杏のノイズ・サウンドも微妙にながら変化をしてきたように思います。
そして今回の「大人全滅」のサウンドは、その変化のある程度到達点に辿り着いたように思えました。
2014年リリースの「beach」に見られる耳をつん裂き、初見(聴?)だと思わずイヤホンから手を離してしまいそうになるノイズとは違い、今作ではすんなりとノイズ耳に入っていきます。
これは、ぽあだむで言っていた「ノイズって気持ちーね」という領域に要約到達したからなのではないでしょうか?
2.聞き手の歌詞の捉え方の変化と銀杏の音楽的成長が見事にマッチしたから。
そしてもう一つ、思い当たった理由がこちら。
どうして僕は生まれたの?
どうして僕は死んじゃうの?
この言葉は、一見多感な年頃の子供達にとってのテーマのように感じられます。
少なくともそう捉えて、自分と重ね合わせたからこそ、青春時代ゴイステや銀杏を聴きまくっていたのだと思います。
しかし実はこの言葉、年を重ねても捉え方こそ変われど永遠について回るテーマなんじゃないかと思うようになったのです。
あの日何者にもなれず不安と焦りでモヤモヤしていた少年少女は、追われるようにモラトリアムを追い出され、何者かにならざるを得ず、結局それでも不安や悩みは減らないまま日々を過ごすようになりました。
そうなった時、この「大人全滅」の歌詞は全く違う捉え方で僕たちの耳に鳴り、腹にストンと落ちたのではないでしょうか?
そしてそれと同時に青春の日々はもう戻らないことを痛感して、胸に刺さったのではないでしょうか?
こうした言葉とサウンドの両方の要素が絡まって、おそらく他のアレンジ曲よりも強く響いたのかな、と思います。
以上、今回のニュースとレビューでした。
銀杏BOYZのディスクレビューもおいおいやって行く予定ですのでお楽しみに!それでは!
[2019年ラスト!]2019年に筆者が聴きまくった曲3選
こんばんは、カムラです。後もう数時間で新年ですね。
今年を振り返ってみると、自分にとっては何かと変化の多い年でした。そして、そんな日々の中には、いつも大好きな音楽が共にいてくれたように思います。
さて、今回はそんな自分を1年間支えてくれた音楽3選を投稿してみようかなと思います。
1.Welcome To The Black Parade/My Chemical Romance
大学3年間、ひいてはこれまでの人生で10年間も関わってきた軽音楽から前年12月に引退することになりました。
自分はサークルにとって価値をもたらし続けられたか、後輩にとってそばに寄り添い、目標とされるような存在でいられたか、そして音楽にとって真摯に向き合った存在であり得たか、当時の僕は気がかりでなりませんでした。
そんな中、後輩達の代に代わって初めての演奏会を観に行きました。演奏している後輩達一人一人の姿を見ていると、「自分達の想いは後輩達に受け継がれているな」、と言わなくたって自然と感じられました。そう思えた帰り道に聞いてしんみりした思い出の曲です。
2.終わりなき旅/Mr.Children
いよいよ就職活動がはじまり、昼夜問わず勉強に明け暮れていた時にヘビロテしていた曲です。
難しく考え出すと 結局全てが嫌になって
そっと そっと 逃げ出したくなるけど
高ければ高い壁の方が 登った時気持ちいいもんな
まだ限界だなんて認めちゃいないさ
この歌詞に当時の全てが詰まってました。今は厳しいかもしれない、嫌なことばっかりかもしれないけど、この先にきっと良いことがある。そう信じられたからなんとか耐え凌げたのかな、と改めて思いました。
実はこの曲、サークル時代やった事のある曲で、ヘタッピで夜中まで練習に明け暮れたあの頃の大変さに比べればまだまだ頑張れる!と自分を奮い立たせてくれました。
3.ええねん/ウルフルズ
初めての面接でうまく話せなくて落ち込んでた時に、やる気を取り戻させてくれた曲。
元よりウルフルズの大ファンなのですがそれは置いといて、関西出身の僕にとって「ええねん」と言う言葉は、失敗とか後悔への許しの言葉であり、背中を押してくれる励ましの言葉であり、他にもなんだかわかんない色んな感情がごちゃまぜになったお好み焼きみたいな言葉です。
人間うまくいかないとき、自分を責めて、どんどん視野が狭くなって、人と話せなくなって、どんどん小さくなってしまう事があると思います。僕は就活の終わり頃そんな感じだったのですが、この言葉で最後まで完走することができました。元から好きだったけど、一生忘れられない曲の一つになったなって思います。
そんな感じで今日はここまで!それでは皆さん、良いお年を!
カムラ
ディスクレビュー vol.57 The Who「Who」
どうもこんにちは、カムラです!
ようやく落ち着いたのでディスクレビューをしていこうと思います。
今回のアルバムは、The Whoの「Who」です!
前作「Endless Wire」より約13年振り、久しぶりのスタジオアルバム。アルバムの制作者であるピート・タウンゼントをして「アルバム『四重人格』以来の傑作」と言わしめた今作をレビューしていきたいと思います!
ディスクレビュー
今作を語る前に、The Whoとはどんなバンドなのかそれを説明する必要があるでしょう。
The Whoは1964年に「My Generation」を発表すると、ストレートな歌詞とシンプルなサウンドが売りのロックバンドとして若者から絶大な人気を博しました。
ブルース要素が比較的少なく、歌詞曲共にシンプルな構成であった事からパンク・ロックの元祖とも呼ばれることもあります。
その後、ロック・オペラという一枚のアルバムの中で一つの物語を作り出す手法に傾倒するようになり、世界的大ヒットを記録するようになりました。
その後も時代が変わるにつれて音楽性に変化を加え、活動していきました。
そして前作「Endless Wire」ではThe Whoの「ロック・オペラ」の要素を盛り込んだ作品でした。
これは主要な作曲者であるギタリストピート・タウンゼントの趣向に影響される所が多く、ヒットした反面「ピートのソロ作品でロジャーがボーカルを取っているアルバム」と認識されてしまいがちだったようです。
それに対して今作は、デビュー当時のThe Whoの特徴であった、「シンプルでストレートなロック」の要素が盛り込まれた作品になっています。
リードトラックの「All This Music Must Fade」では、そんな要素を体現したかのような作品になっております。
ピートが書く歌詞は、皮肉がかったシニカルな内容になっていますが、メロディは正にシンプルそのもの。これぞファンが待っていた曲だ!
個人的にこうしたストレートなロックナンバーの方がボーカルのロジャー・ダラトリーのパワフルで勇気をくれる声に馴染んでいて良いと思います。
この他にも、前身バンドDetoursを連想させる「Detour」や、シンプルだが壮大な仕上がりになっている「Hero Ground Zero」などの曲の他にも、「Beads On One String」や「Break The News」よような現代風にアレンジされた挑戦的な楽曲もあり、ピート・タウンゼントのアーティスティックな側面も見る事ができピートファンの人も楽しめるアルバムになっています!
以上のことから、最近のThe Who作品の中では最も初心者にとってとっつき易い入門編のような作品になっています!
カムラのオススメトラック
①All This Music Must Fade
The Who - All This Music Must Fade (New Song)
アルバムのリードトラック。上記の通り、ストレートでシンプルなザ・フーロックを体現したような曲です。
②Hero Ground Zero
"Hero Ground Zero (New Song, 2nd time live)" The Who@The Garden New York 9/1/19
今作で個人的に1番好きな曲です。これまでのロジャー・ダルトリーの力強いボーカルと、ピート・タウンゼントが作る壮大なメロディがうまく噛み合って、全盛期のThe Whoを想起させる曲になっています。
③I'll Be Back
The Who 'I'll Be Back' 2020 HDTV Video
今作のバラード曲。イントロで聴ける哀愁を帯びたブルースハープは寂しい心に染み渡ります。
以上アルバムレビューでした!今後は新作ばかりでなく、過去作もレビューしていければと思います。
それでは!
アルバム
The Who 『Who』
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ディスクレビューvol.41 whitesnake 「Come an' Get It」
どうもこんばんは、カムラです!
ディスクレビューのコーナーです!
今月はHM/HR月間、ということでまたまたロックなアルバムを紹介していきたいと思います。
二作品目となるのは、1981年発売のホワイトスネイクのアルバム「Come an' Get It」をレビューしていきます!
ホワイトスネイク史上初めて全英チャートトップ10入りを果たした「Fool for Your Loving」から早一年で発表されたアルバム。前作からより深みの増した今作を次の章でレビューをしていきます!
ディスクレビュー
今回のアルバムを一言で言うと「純粋なブルース・ロック期ホワイトスネイクの集大成」です。
ブルースロック期のホワイトスネイクと言えば、日本では前作「Fool for Your Loving」を指すことが多いようですが、今作もれっきとしたブルースロック時代を代表するアルバムですし、バンドメンバーの持つポップな要素がうまく昇華されてより深化したアルバムと言っていいでしょう。
全体を通してより緻密で、より洗練されたアレンジが施されており、充実した内容はホワイトスネイクを通しても高水準の完成度を誇っており、アルバム通して聞いていても聞き疲れを感じさせません。
これ以降ホワイトスネイクはよりハードロック化してアメリカ市場を意識した作風へとシフトチェンジしていくことになるのですが、そちらで見られるアメリカンな骨太要素の片鱗が既にこのアルバムで聞くことができます。
惜しむらくは、前作のようにこれぞ代表曲!と言えるインパクト大な曲が相対的に少なかったせいで中々人に勧めにくい為中々自分1人では良さに気づくのに時間がかかってしまうことです。
早速アルバムを聞き始めると、一曲目の「Fool for Your Loving」からを聞いてみるとその違いがわかるはず!
イントロからこれぞ彼の音だ!と思わせるジョン・ロードのオルガンが炸裂して幕を開けるこの曲は、当時ドラマーだったイアンペイスが作り出すタイトでスウィング溢れるドラムセクションと、それに重なるように唸り鳴り響くニール・マーレイのベースで極上のリズムが生み出されています!
続く「Ready an' Willing」や「Blindman」と言った曲でもデイヴィッドが本来持っている渋さと大人の色香の漂う音楽が堪能できました!
また、この頃のホワイトスネイクは既にツインリードギター制を採用しているのですが、前回(リッチー・ブラックモア)の反省からか、いずれもブルースを基調としてバンドサウンドの和を重んじるようなクールでいぶし銀な演奏を聞かせてくれるギタリストでした!
とにかく、このアルバムはホワイトスネイクやブルースロックを聞いたことがある人からない人まで、満足して聞くことができる作品になっていますので、最近ブルースロック期のホワイトスネイクに少し興味はあるけど聞いたことがなくて、どれから入ればいいかわからない…という人は是非聞いてみてください!
カムラのオススメトラック
①Come an' Get It
今作のリード・トラック。
ブルースを基盤にしつつも、よりポップでとっつき易い内容になっておりアルバムのつかみとしてはバッチリな仕上がりになっています!
②Don't Break My Heart Again
Whitesnake - Don't Break My Heart Again (Official Music Video)
ブルースロック期のホワイトスネイクの代表曲の一つで、曲の初めから聞こえるニール・マーレイのベースがボトムに響く逸品です。
タイプ的には前作の「Fool for Your Loving」に似ていますが、個人的にはこちらの方がよりリズム隊がドスが効いてて好みだったりします。
またこの曲では、このアルバムを実質最後にホワイトスネイクを脱退してしまうリードギタリスト・バーニー・マースデンが残した魂のギターソロを聞くことができます!
(追記:バーニーは次回作「Saints an' Sinners」の製作時点まではホワイトスネイクに在籍していたものの、リリース時点では解雇されていたため、表立たない活動としては次回で最後だったようです…)
以上アルバムレビューでした!
次回もWhitesnakeのアルバムをレビュー予定です!
それでは!
アルバム
Whitesnake「Come an' Get It」
1. Come an' Get It
2. Hot Stuff
3. Don't Break My Heart Again
4. Lonely Days, Lonely Nights
5. Wine, Women an' Song
6. Child of Babylon
7. Would I Lie to You
8. Girl
9. Hit an' Run
10.Till the Day I Die
ディスクレビューvol.40 Whitesnake 「Ready an' Willing」
どうもこんばんは、カムラです!
ディスクレビューのコーナーです!
今月はHM/HR月間!筆者おすすめのロックバンドを紹介していきたいと思います!
第一弾は1970年代〜90年代にかけて世界規模で大活躍したロックバンド、whitesnakeのディスクレビューです!
中でも今回紹介するのは、1980年発売のホワイトスネイクを躍進させたアルバム「Ready an' Willing」をレビューしていきます!
ホワイトスネイク史上初めて全英チャートトップ10入りを果たした記念すべきアルバム!
と言わしめた今作は果たしてどんな仕上がりになっているのでしょうか…?
次の章でレビューをしていきます!
ディスクレビュー
今回のアルバムを一言で言うと「ブルース・ロック期ホワイトスネイクの入門編」です。
一般的にホワイトスネイクと言えば、歪んだツインギターとボーカルが印象的なメタルバンドというイメージを持たれる人が多いと思います。
しかし、実はホワイトスネイクは結成当初から80年代前半まではブルース・ロックを演奏するバンドだったのです。
作品が進んでいくごとに徐々にハードロック、ヘヴィメタルへと方向性が変わっていくのですが、この段階ではそうしたイメージとは別物の、ムーディで大人なデイヴィッドを堪能することができる作品になっております。
早速アルバムを聞き始めると、一曲目の「Fool for Your Loving」からを聞いてみるとその違いがわかるはず!
イントロからこれぞ彼の音だ!と思わせるジョン・ロードのオルガンが炸裂して幕を開けるこの曲は、当時ドラマーだったイアンペイスが作り出すタイトでスウィング溢れるドラムセクションと、それに重なるように唸り鳴り響くニール・マーレイのベースで極上のリズムが生み出されています!
続く「Ready an' Willing」や「Blindman」と言った曲でもデイヴィッドが本来持っている渋さと大人の色香の漂う音楽が堪能できました!
また、この頃のホワイトスネイクは既にツインリードギター制を採用しているのですが、前回(リッチー・ブラックモア)の反省からか、いずれもブルースを基調としてバンドサウンドの和を重んじるようなクールでいぶし銀な演奏を聞かせてくれるギタリストでした!
これが地味だとか目立たないだとか言うつもりはもちろんなく、スライドギターを必殺技にしたミッキー・ムーディは作曲面でデイヴィッドを支え、ブルースロック期のホワイトスネイクの屋台骨を支えてくれましたし、UFOのリードギターの座をマイケル・シェンカーと争ったバーニー・マースデンは泣きのギターでサウンドに彩りを与えてくれました!
バーニー・マースデン(左)とミッキー・ムーディ(右)
余談になってしまいますが、デイヴィッドはこうしたタイプのギタリストと組んでる時の方が素材の良さを出すことができるのではないかと思いますね…
とにかく、このアルバムはホワイトスネイクやブルースロックを聞いたことがある人からない人まで、満足して聞くことができる作品になっていますので、最近ブルースロック期のホワイトスネイクに少し興味はあるけど聞いたことがなくて、どれから入ればいいかわからない…という人は是非聞いてみてください!
カムラのオススメトラック
①Fool for Your Loving
キーボードの雄、ジョン・ロードの独特なオルガンの音で始まる曲。
ニール・マーレイとイアン・ペイスの鉄壁のリズム隊の刻むビートは、これぞブルースロック期のホワイトスネイクと言った感じです。
Whitesnake - Fool for Your Loving (Official Music Video)
※後にこの曲がメタルアレンジされて再びリリースされるのですがそちらともぜひ聴き比べてみてください!
Whitesnake - Fool for Your Loving (Official Music Video)
②Ready an' Willing
ブルースロック期のホワイトスネイクでもちょっと隠れた名曲。
タイトルトラックという事もあって開幕一番に聞こえるエッジの効いたギターリフは静かながら職人芸の気概を感じさせるものになっています。
本家では長らくリフやサビを延長して客を煽るようなパフォーマンスがされておりライブの始まりを告げるのに持ってこいの曲です!
(97年頃のツアーバージョンもメタル期を経て本当の意味で大人になったデイヴィッドを観ることができるので結構おすすめですよ!)
Whitesnake - Ready An' Willing (Live In Moscow 1997) [Pro-Shot] [HQ]
以上アルバムレビューでした!
次回もWhitesnakeのアルバムをレビュー予定です!
それでは!
アルバム
Whitesnake「Ready an' Willing」
1.Fool for Your Loving
2.Ready an' Willing
3.Carry Your Load
4.Blindman
5.Ain't Gonna Cry No More
6.Love Man
7.Black and Blue
8.She's a Woman